占い入門BANSHOREKI

萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 日々の宿を使う

第5部 宿曜占星術 / 5-7

日々の宿を使う

宿は人だけでなく、毎日の日付にも一つずつ割り当てられています。日本の宿曜道では、旧暦の月の初めに宿を決め、そこから一日に一つずつ進めます。こうして出した「今日の宿」と、あなたの生まれの宿との関係から、その日の過ごし方を読みます。

この記事で分かること
  • 「今日の宿」と自分の宿から、その日の関係(栄・壊など)を出す方法
  • 関係ごとに、その日に向くことと控えたいこと
  • 日々の宿を予定づくりに生かす使い方と、やってはいけない使い方

月の神が案内します。今日の宿が、自分から見て何の関係にあたるかが分かれば、その日の予定の立て方が決まります。自分の生まれの宿(5-3)を手元に置いて読んでください。

今日の宿と、自分の宿

相性を見るときと、まったく同じ手順です。 相手の宿の代わりに、その日の宿を使うだけです。

  1. 今日の宿を調べる宿曜暦か、計算ソフトで分かります。萬象暦シリーズの暦の一覧にも、毎日の宿が並んでいます。今日の宿も、生まれの宿と同じく旧暦の月日から求めます(5-3)。
  2. 自分の宿からの距離を数える自分の宿を0として、今日の宿まで何番目かを数えます。
  3. 三九の秘法の表を引く(5-4)

たとえば、自分が張宿(ちょうしゅく。並びで9番目)で、今日が角宿(かくしゅく。12番目)なら、離れは3で「安」の日。下の表では「落ち着いた日」で、整理や積み残しの片づけに向く、と読みます。

もう一つ、1984年5月20日生まれで虚宿(きょしゅく)の人(5-3)の、2026年10月の初めを並べてみます。 10月4日は星宿(せいしゅく)で「成」(仕上げに向く日)、10月5日は張宿(ちょうしゅく)で「壊」(新しいことは始めない日)、10月9日は亢宿(こうしゅく)で「栄」(人に頼る・お願いごとに向く日)。 締め切りは4日に、頼みごとは9日に、と予定の置き場所が決まります。

関係ごとの、その日の過ごし方

表の読み方:左の「今日の関係」で、今日の宿があなたから見てどの関係にあたるかを探し、真ん中でその日の性質、右で向くことを読みます。

今日の関係その日の性質向くこと
命自分の宿と同じ宿が巡る特別な日。良くも悪くも自分らしさが強く出る得意なことに力を注ぐ。苦手な用事は人に任せる
栄二十七宿の巡りでいちばん良いとされる日。助けが入りやすい人に頼る。相談する。お願いごとをする
親親しみと助けに恵まれる日。身近な縁が深まる身近な人と過ごす。気遣ってくれた人にお礼を伝える
友気楽に過ごせる日人と会う。雑談する。肩の力を抜く
衰与える側になる日。消耗しやすい無理をしない。予定を詰め込まない
安落ち着いた日整理する。積み残しを片づける。休む
危気持ちも物事も揺れやすい、注意の日。刺激が強い勢いで決めず、一度確かめてから動く。新しい経験は得やすい
成形になる日仕上げる。提出する。決着をつける
壊二十七宿の巡りでいちばん注意がいるとされる日。予定や話が崩れやすい新しいことを始めない。話が噛み合わなければ、時間を置いて出直す
業縁の深い宿が巡る日。人や出来事から強く影響を受けやすい大事なことは、自分の希望を確かめてから決める
胎始まりの日種をまく。準備する。新しく始める

萬象暦の人生占いと「占術ごとに占う」の宿曜では、今日の宿とあなたの宿の関係を、この表と同じ意味の文で表示しています。一般的な宿曜の読みに合わせ、栄の日をいちばん良い日、壊の日をいちばん注意がいる日としています。 萬象暦の人生占い(六つの占い → 宿曜)の「今日のあなた」では、文の頭に日の強さを一語で出します。栄・親は【大吉の日】、成・友・安は【吉の日】、命・胎は【ふつうの日】、衰・業は【やや注意の日】、危は【注意の日】、壊は【いちばん注意の日】です。

旧暦の月が変わると、数え直します
日々の宿は二十七宿を順に進みますが、旧暦の月が変わると、その月の初日に割り当てられた宿から数え直します。 そのため、同じ関係の日がいつもちょうど二十七日おきに来るとは限りません。
周期が短いので、手帳に印をつけて数か月使ってみると、 自分に合うかどうかが早く分かります。

使い方として、健全なところ

日々の宿は、九星気学の方位と同じで行動に落とせるのが利点です。

当たるかどうかより、予定の組み方に基準ができることのほうが実用的です。

やってはいけない使い方

第5部は、これで終わりです

宿曜は、覚えることが少ないわりに、読める範囲の広い占術です。

二十七の宿と、十一の関係、そして距離の数え方。 これだけで、二人の関係と日々の巡りが読めます。 第2部の四柱推命より、ずっと早く使い始められます。

そして何より、関係が片思いになるという考え方は、 他の占術にはない視点です。人間関係を眺める道具として、 ここだけでも学ぶ価値があります。

今日の宿と、自分の宿の関係を見る

「占術ごとに占う」の宿曜と、萬象暦の人生占い(六つの占い → 宿曜)では、その日の宿と自分の宿の三九の関係が毎日表示されます。今日の宿も生まれの宿と同じく、旧暦の月日から求めています。生年月日を入れるだけで、旧暦への変換も新月の計算もこちらで行います。無料で、登録は要りません。

占術ごとに占う をひらく
読んだら、試してみる 萬象暦占い ここで学んだ占術のうち六つを、六人の神様が合議して読み解きます。生年月日だけで、登録も要りません。すべて無料です。 占いのメニューへ ›