萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 日々の宿を使う
第5部 宿曜占星術 / 5-7
宿は人だけでなく、毎日の日付にも一つずつ割り当てられています。日本の宿曜道では、旧暦の月の初めに宿を決め、そこから一日に一つずつ進めます。こうして出した「今日の宿」と、あなたの生まれの宿との関係から、その日の過ごし方を読みます。
月の神が案内します。今日の宿が、自分から見て何の関係にあたるかが分かれば、その日の予定の立て方が決まります。自分の生まれの宿(5-3)を手元に置いて読んでください。
相性を見るときと、まったく同じ手順です。 相手の宿の代わりに、その日の宿を使うだけです。
たとえば、自分が張宿(ちょうしゅく。並びで9番目)で、今日が角宿(かくしゅく。12番目)なら、離れは3で「安」の日。下の表では「落ち着いた日」で、整理や積み残しの片づけに向く、と読みます。
もう一つ、1984年5月20日生まれで虚宿(きょしゅく)の人(5-3)の、2026年10月の初めを並べてみます。 10月4日は星宿(せいしゅく)で「成」(仕上げに向く日)、10月5日は張宿(ちょうしゅく)で「壊」(新しいことは始めない日)、10月9日は亢宿(こうしゅく)で「栄」(人に頼る・お願いごとに向く日)。 締め切りは4日に、頼みごとは9日に、と予定の置き場所が決まります。
表の読み方:左の「今日の関係」で、今日の宿があなたから見てどの関係にあたるかを探し、真ん中でその日の性質、右で向くことを読みます。
| 今日の関係 | その日の性質 | 向くこと |
|---|---|---|
| 命 | 自分の宿と同じ宿が巡る特別な日。良くも悪くも自分らしさが強く出る | 得意なことに力を注ぐ。苦手な用事は人に任せる |
| 栄 | 二十七宿の巡りでいちばん良いとされる日。助けが入りやすい | 人に頼る。相談する。お願いごとをする |
| 親 | 親しみと助けに恵まれる日。身近な縁が深まる | 身近な人と過ごす。気遣ってくれた人にお礼を伝える |
| 友 | 気楽に過ごせる日 | 人と会う。雑談する。肩の力を抜く |
| 衰 | 与える側になる日。消耗しやすい | 無理をしない。予定を詰め込まない |
| 安 | 落ち着いた日 | 整理する。積み残しを片づける。休む |
| 危 | 気持ちも物事も揺れやすい、注意の日。刺激が強い | 勢いで決めず、一度確かめてから動く。新しい経験は得やすい |
| 成 | 形になる日 | 仕上げる。提出する。決着をつける |
| 壊 | 二十七宿の巡りでいちばん注意がいるとされる日。予定や話が崩れやすい | 新しいことを始めない。話が噛み合わなければ、時間を置いて出直す |
| 業 | 縁の深い宿が巡る日。人や出来事から強く影響を受けやすい | 大事なことは、自分の希望を確かめてから決める |
| 胎 | 始まりの日 | 種をまく。準備する。新しく始める |
萬象暦の人生占いと「占術ごとに占う」の宿曜では、今日の宿とあなたの宿の関係を、この表と同じ意味の文で表示しています。一般的な宿曜の読みに合わせ、栄の日をいちばん良い日、壊の日をいちばん注意がいる日としています。 萬象暦の人生占い(六つの占い → 宿曜)の「今日のあなた」では、文の頭に日の強さを一語で出します。栄・親は【大吉の日】、成・友・安は【吉の日】、命・胎は【ふつうの日】、衰・業は【やや注意の日】、危は【注意の日】、壊は【いちばん注意の日】です。
日々の宿は、九星気学の方位と同じで行動に落とせるのが利点です。
当たるかどうかより、予定の組み方に基準ができることのほうが実用的です。
宿曜は、覚えることが少ないわりに、読める範囲の広い占術です。
二十七の宿と、十一の関係、そして距離の数え方。 これだけで、二人の関係と日々の巡りが読めます。 第2部の四柱推命より、ずっと早く使い始められます。
そして何より、関係が片思いになるという考え方は、 他の占術にはない視点です。人間関係を眺める道具として、 ここだけでも学ぶ価値があります。
「占術ごとに占う」の宿曜と、萬象暦の人生占い(六つの占い → 宿曜)では、その日の宿と自分の宿の三九の関係が毎日表示されます。今日の宿も生まれの宿と同じく、旧暦の月日から求めています。生年月日を入れるだけで、旧暦への変換も新月の計算もこちらで行います。無料で、登録は要りません。
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