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萬象暦 占いシリーズ占い入門 > 読む順番

第3部 西洋占星術 / 3-10

ホロスコープを読む順番

要素が多すぎて、目移りするのがホロスコープです。順番さえ決めておけば、迷いません。ここでは七段階の手順を示します。

星の神が案内します。要素は出そろいました。あとは順番どおりに拾っていけば、必ず一枚読めます。

やってはいけない読み方

初学者が必ずやってしまうのが、目についたものから読むことです。 「あ、火星が十二ハウスにある」「土星がスクエアだ」と拾っていくと、 ばらばらの断片が積み上がって、一枚の絵になりません

ホロスコープは大きいところから小さいところへ読みます。 地図を見るときに、まず縮尺を確かめるのと同じです。

七段階の手順

  1. 全体の偏りを見る天体が円盤のどこに固まっているか。上半分(社会)か下半分(私生活)か、左(自分)か右(他者)か。まず塊で見るのがこつです。
  2. 元素と性質の数を数える火・地・風・水がそれぞれいくつ、活動・不動・柔軟がいくつ。極端に欠けている元素があれば、それがその人の課題になります。
  3. 太陽・月・アセンダントを見るこの三点セットがその人の骨格です。三つが同じ元素ならまとまりのある人、離れていれば場面で印象が変わる人。
  4. 個人天体のサインとハウスを拾う水星・金星・火星。ここまでで人物像の大半が決まります
  5. 強調されている天体を探すアンギュラーハウス(一・四・七・十)に入っている天体、アスペクトを多く持つ天体。その人の主題です。
  6. アスペクトを読むとくにタイトなもの(誤差1度以内)と、Tスクエアなどの図形。
  7. 木星・土星、そして世代天体最後に回します。ここから読み始めると、必ず迷子になります

偏りの見方

上半分に集中社会に向かって開いている。外の世界での活動が主題
下半分に集中内側へ向かう。私生活、家庭、心の領域が主題
左半分に集中自分で決めて動く。自発性が強い
右半分に集中相手があって動く。人との関わりが主題

また、天体が一か所に固まっている人(ステリウム)は、 その分野に人生が集中します。逆に均等に散らばっている人は、 興味が広く、一つに絞りにくい傾向があります。

欠けている元素の読み方

十個の天体が四つの元素に散らばるので、平均すると各二〜三個です。 ゼロの元素があれば、それは目立ちます。

欠けている元素読み
火がない自分から火をつけるのが苦手。ただし人の熱を受け取るのはうまい
地がない現実的な処理が苦手。かわりに枠にとらわれない
風がない言葉にして距離を取るのが苦手。感覚で直接つかむ
水がない感情に巻き込まれにくい。冷静だが、共感が届きにくいことも

欠けているから劣る、ということはありません。 むしろ欠けているものを補おうとして、その分野で人一倍努力する人が多い。 「水がないから冷たい人」ではなく「水を意識して使う必要がある人」と読みます。

読みが矛盾したら
必ず矛盾します。「太陽は牡羊座で行動的」「月は蟹座で慎重」。どちらも本当です。
そのときは「場面によって違う」と読んでください。 外では即断即決なのに、家では動けない。人はそういうふうにできています。
一つの人格に統一しようとすると、必ず無理が出ます。

言葉にするときの型

読んだ内容を人に伝えるときは、断定を避け、両面を渡すのが原則です。

「天体が下半分に寄っているので、 外向きの活動より、身近な人との時間のほうに人生の重心があります。

太陽は射手座で、目指しているのは自由に動ける状態です。 ただ月が山羊座にあるので、心のほうは安定と責任を求めます。 この二つがぶつかることが、たぶん何度もあったはずです。

どちらかを捨てる必要はありません。 自由に動ける状態を、責任のある形で作る ── そこが落としどころになります。」

自分のホロスコープで、この順番をやってみる

萬象暦占いは、生まれた瞬間の天体の位置を天文計算で求め、円盤の図を描きます。ここで説明した順番のとおりに読めます。無料で、登録は要りません。

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