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萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 十二サイン(二)風と水

第3部 西洋占星術 / 3-4

十二サイン(二)
風と水

十二星座(サイン)の残り六つ、風の双子座・天秤座・水瓶座と、水の蟹座・蠍座・魚座です。風は距離を取って考え、水は境界を溶かして感じます。どちらも目に見えにくい働きなので、誤解されやすく、そのぶん奥行きがあります。

この記事で分かること
  • 双子座・天秤座・水瓶座・蟹座・蠍座・魚座の持ち味と、力が出る場面・行きすぎたときの姿
  • 円盤で向かい合う星座が「裏表」になっている理由と、自分の星座の行きすぎを向かいの星座で直すヒント

星の神が案内します。風は人と人を言葉でつなぎ、水は人の気持ちを受け止めます。どちらも目に見えにくい力です。自分の星座の「行きすぎたとき」まで読むと、付き合い方のこつが見えてきます。

十二星座が「四つのタイプ × 三つの動き方」でできていることと、各星座の小さな表(期間・タイプと動き方・支配星)の読み方は、3-3の冒頭にまとめてあります。期間は太陽がその星座を通る時期で、生まれた日が入っていれば、それが「あなたの星座」です。牡羊座・獅子座・射手座・牡牛座・乙女座・山羊座の人は3-3へ。

風のサイン ── 言葉でつなぐ

風はいったん距離を取るタイプです。 熱くなる前に一歩下がって眺め、言葉にして人に渡します。 冷たいのではなく、近づきすぎないことで見えるものを大事にしています。

♊ 双子座(ふたござ)

期間5月21日ごろ 〜 6月21日ごろ
タイプ・動き方風 / 変える型(柔軟宮)
支配星水星

情報のサインです。知りたい、伝えたい、つなげたい。好奇心が広く、そして速い。一つのことを深く掘るより、多くのことに触れることを選びます。会話がうまく、相手に合わせて話し方を変えられます。

よく働くとき人と人をつなぐ場面。情報を集めて整理する仕事。場を回す役
行きすぎたとき飽きが早い。二枚舌に見られる。広く浅くで終わってしまう

♎ 天秤座(てんびんざ)

期間9月23日ごろ 〜 10月23日ごろ
タイプ・動き方風 / 始める型(活動宮)
支配星金星

つり合いのサインです。常に相手がいることを前提に考えます。対立を嫌い、公平さを重んじ、美しい形に整えようとします。一人で決めるより、誰かと話しながら決めるほうが力が出ます。

よく働くとき調整役。人と人のあいだに立つ場面。美的な判断が要る仕事
行きすぎたとき決められない。相手に合わせすぎて自分がなくなる。波風を立てまいとして問題を先送りする

♒ 水瓶座(みずがめざ)

期間1月20日ごろ 〜 2月18日ごろ
タイプ・動き方風 / 続ける型(不動宮)
支配星天王星

距離のサインです。人の輪の中にいながら、少し外から見ています。常識を疑い、みんながそう言うからという理由では動きません。友情に篤いのですが、その篤さは「べったりしない」形で表れます。

よく働くとき仕組みを変える場面。誰も言わないことを言う役。分け隔てなく人と接する仕事
行きすぎたとき理屈が先に立ち、情が置き去りになる。わざと外れようとする。近い人ほど距離を取ってしまう

水のサイン ── 境界が溶ける

水は自分と相手の境目があいまいになるタイプです。 人の感情がそのまま流れ込んできます。共感の力が強い反面、 どこまでが自分の感情か分からなくなるのが難しいところです。

♋ 蟹座(かにざ)

期間6月22日ごろ 〜 7月22日ごろ
タイプ・動き方水 / 始める型(活動宮)
支配星月

守るサインです。身内と外の区別がはっきりしていて、内側に入れた相手はとことん守ります。感情の記憶が長く、昔されたことをよく覚えています。安心できる場所をつくることに力を注ぎます。

よく働くとき人を育てる場面。居場所をつくる役。近しい人を支える仕事
行きすぎたとき内と外を分けすぎる。過去を引きずる。心配から相手を縛ってしまう

♏ 蠍座(さそりざ)

期間10月24日ごろ 〜 11月22日ごろ
タイプ・動き方水 / 続ける型(不動宮)
支配星冥王星

深く入るサインです。表面で満足できません。相手のことも、物事の仕組みも、底まで知りたい。いったん向けた関心は簡単に離れず、一つのことに全部を注ぎ込む集中力があります。

よく働くとき真相を突き止める場面。人の危機に寄り添う役。専門を極める仕事
行きすぎたとき執着になる。裏切りを許せない。感情を溜め込んで表に出さない

♓ 魚座(うおざ)

期間2月19日ごろ 〜 3月20日ごろ
タイプ・動き方水 / 変える型(柔軟宮)
支配星海王星

境界のないサインです。誰の気持ちにも入り込め、相手によって自分の形が変わります。想像力が豊かで、目の前にないものを感じ取ります。見返りを求めずに人を助けることができます。

よく働くとき人の痛みに寄り添う場面。芸術。目に見えないものを扱う仕事
行きすぎたとき流されやすい。断れない。現実から逃げる。自分の輪郭を見失う

向かい合うサインは、裏表です

円盤で正面に向き合うサインは、同じ課題の両端を担当しています。

組み合わせ共通の課題
牡羊 ⇔ 天秤自分か、相手か
牡牛 ⇔ 蠍自分のものか、分かち合うか
双子 ⇔ 射手身近な知識か、遠い真理か
蟹 ⇔ 山羊家庭か、社会か
獅子 ⇔ 水瓶個人か、集団か
乙女 ⇔ 魚分けて整えるか、溶かして受け入れるか

正面のサインは敵ではなく、欠けている半分です。 自分の向かいにある星座の持ち味を意識すると、行きすぎたところが直りやすくなります。 たとえば天秤座の人なら、向かいの牡羊座の「まず自分で決めて、一歩目を出す」を少し取り入れると、決められない迷いが減ります。魚座の人なら、向かいの乙女座の「できることとできないことを分ける」を取り入れると、断れずに抱え込むことが減ります。

自分のホロスコープで確かめる

萬象暦占いの「人生占い」では、太陽と月の星座と、それぞれの読みが出ます。出生時刻を入れると、第一印象を表すアセンダントの星座も加わります。月が風や水の星座にある人は、このページの持ち味が「気持ちの癖」として出ていないか、読み比べてみてください。無料で、登録は要りません。

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