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萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 十二サイン(一)火と地

第3部 西洋占星術 / 3-3

十二サイン(一)
火と地

占星術では十二星座をサインと呼びます。十二個を暗記する必要はありません。四つのタイプ(元素)と三つの動き方(性質)を掛け合わせれば、十二すべてが導けます。まず火と地から。

この記事で分かること
  • 十二星座を「四つのタイプ × 三つの動き方」で覚える方法
  • 牡羊座・獅子座・射手座・牡牛座・乙女座・山羊座の持ち味と、力が出る場面・行きすぎたときの姿
  • 「自分の星座なのに当てはまらない」と感じる理由

星の神が案内します。十二星座は、四つのタイプと三つの動き方の掛け算です。自分の星座がどの組み合わせかを知ると、長所も、行きすぎたときの姿も、すっと腑に落ちます。

自分の星座はどのページ?
牡羊座・獅子座・射手座・牡牛座・乙女座・山羊座の人は、このページです。
双子座・天秤座・水瓶座・蟹座・蠍座・魚座の人は、3-4 十二サイン(二)風と水へ。どちらの人も、すぐ下の「四×三」の表を先に見ておくと、自分の星座の成り立ちが分かります。

四×三で十二になります

サインは、何を大事にするか(元素・四種)とどう動くか(性質・三種)の 組み合わせでできています。四かける三で十二。組み合わせは重複しません。

火意欲・直感・自分から動く。熱があり、先を見る
地現実・感覚・形にする。手で触れられるものを重んじる
風思考・言葉・つなぐ。距離を取って眺める
水感情・共感・染み込む。境界があいまいになる
始める型(活動宮)始める力。動き出しが早い。季節の始まりにあたる
続ける型(不動宮)続ける力。ぶれない。季節の真ん中にあたる
変える型(柔軟宮)変える力。状況に合わせる。季節の終わりにあたる
始める型(活動宮)続ける型(不動宮)変える型(柔軟宮)
火(意欲)牡羊座獅子座射手座
地(現実)山羊座牡牛座乙女座
風(思考)天秤座水瓶座双子座
水(感情)蟹座蠍座魚座

この表さえ頭に入れば、たとえば「蠍座」は 水(感情)× 続ける型だと分かります。 感情が深く、いったん向いたら変わらない。それが蠍座です。

各サインの小さな表の読み方
期間は、太陽がそのサインを通る時期です。生まれた日がこの期間に入っていれば、それがあなたの太陽のサイン(雑誌の星座占いでいう「あなたの星座」)です。境目の日は年によって一日ほど動くので、境目生まれの人は萬象暦占いの人生占いで確かめてください。
支配星は、そのサインといちばん縁が深い天体です。牡羊座なら火星。天体の意味は3-5で見ます。

火のサイン ── 自分から動く

♈ 牡羊座(おひつじざ)

期間3月21日ごろ 〜 4月19日ごろ
タイプ・動き方火 / 始める型(活動宮)
支配星火星

すべての始まりのサインです。考えるより先に体が動きます。結果より始めることに価値を置き、誰もやっていないことに真っ先に手を出します。駆け引きが苦手で、思ったことをそのまま言います。

よく働くとき新しいことを立ち上げる場面。誰かが最初の一歩を踏み出さなければならないとき
行きすぎたとき先走って周りを置き去りにする。飽きが早く、始めたものを人に任せて次へ行ってしまう

♌ 獅子座(ししざ)

期間7月23日ごろ 〜 8月22日ごろ
タイプ・動き方火 / 続ける型(不動宮)
支配星太陽

火が持続するサインです。堂々としていて、人の中心にいることが自然に似合います。創ること、演じること、与えることが得意で、人を楽しませることに惜しみなく力を使います。誇りを重んじ、恥をかかされることを何より嫌います。

よく働くとき人前に立つ場面。人を励ます役。何かを創り出すとき
行きすぎたとき注目されないと拗ねる。プライドが邪魔をして、素直に助けを求められない

♐ 射手座(いてざ)

期間11月23日ごろ 〜 12月21日ごろ
タイプ・動き方火 / 変える型(柔軟宮)
支配星木星

遠くを目指す火です。いまいる場所より、まだ見ていない場所に関心が向きます。旅・学問・思想といった、自分の枠を広げるものに惹かれます。楽観的で、細かいことを気にしません。

よく働くとき未知の領域に踏み込むとき。人に何かを教えるとき。行き詰まりを打開するとき
行きすぎたとき細部が抜ける。約束を軽く扱う。飽きると急にいなくなる

地のサイン ── 形にする

♉ 牡牛座(おうしざ)

期間4月20日ごろ 〜 5月20日ごろ
タイプ・動き方地 / 続ける型(不動宮)
支配星金星

五感のサインです。味・手触り・音・香りといった、実際に感じられるものを大切にします。急かされることを嫌い、自分の速度を守ります。一度手にしたものを手放さない粘りがあります。

よく働くとき腰を据えて続ける場面。質を見極める役。ものを育てる仕事
行きすぎたとき動き出しが遅い。変化を頑なに拒む。手に入れたものに執着する

♍ 乙女座(おとめざ)

期間8月23日ごろ 〜 9月22日ごろ
タイプ・動き方地 / 変える型(柔軟宮)
支配星水星

整えるサインです。乱れているものを見つけ、あるべき形に直すことに力を発揮します。細部への注意力が抜きん出ており、人が見落とすものに気づきます。役に立つことに喜びを感じ、縁の下で働くことを厭いません。

よく働くとき品質を管理する役。人を支える仕事。細かい実務。健康にかかわる分野
行きすぎたとき完璧を求めすぎて自分と人を追い込む。批判が細かくなる。心配が尽きない

♑ 山羊座(やぎざ)

期間12月22日ごろ 〜 1月19日ごろ
タイプ・動き方地 / 始める型(活動宮)
支配星土星

積み上げるサインです。時間をかけて、確実に高いところへ登ります。責任・立場・実績を重んじ、与えられた役目は必ず果たします。感情を表に出さないので冷たく見られがちですが、内側では強く責任を感じています。

よく働くとき長期の目標を追うとき。組織を背負う役。信用を積み上げる仕事
行きすぎたとき自分にも人にも厳しくなる。楽しむことに罪悪感を持つ。孤立して抱え込む
「私は牡羊座だけど当てはまらない」と思ったら
それは太陽のサインだけを見ているからです。 ホロスコープには十個の天体があり、それぞれ別のサインに入っています。 太陽は牡羊座でも、月が山羊座なら、内側はずっと慎重です。
ここに書いた持ち味は、太陽がその星座にある人なら「目指す自分」の姿として、いちばん強く出ます。月やほかの天体が別の星座にあると、そちらの顔も混ざります(月なら気持ちの癖、金星なら好きになり方)。
流派によるちがい 支配星が分かれます。天王星・海王星・冥王星が発見される前は、 蠍座=火星、水瓶座=土星、魚座=木星でした。 伝統占星術ではいまも古典的な支配星を使います。 この教科書は現代の支配星を主に使い、必要なところで古典も併記します。
自分のホロスコープで確かめる

萬象暦占いの「人生占い」では、太陽と月の星座と、それぞれの読みが出ます。出生時刻を入れると、第一印象を表すアセンダントの星座も加わります。太陽から冥王星までの十天体がどの星座にあるかは、同じ画面の「計算の根拠」を開くと表で見られます。無料で、登録は要りません。

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