萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 之卦
第8部 易 / 8-6
動爻をひっくり返すと、もう一つの卦が出ます。これを之卦(しか)といいます。易が「変化の書」と呼ばれる理由は、ここにあります。
札の神が案内します。卦が立てば、あとは読むだけです。難しいのは覚えることではなく、いまの状況に当てはめることです。
単純です。動爻だけを反対にします。動いていない爻はそのまま。
大事なのは、之卦が「決まった未来」ではないということです。 いまの動きがそのまま続いたらこうなる、という示唆にすぎません。
だから之卦が良くない形なら、動きを変えればよいのです。 易が実用的なのは、この点にあります。 「こうなります」ではなく「このままだとこうなります」と言うからです。
六本とも動かない(少陽と少陰だけ)という結果も出ます。 確率は (3/4)⁶ = 約17.8%。六回に一回強です。
このときは之卦が出ません。読みは本卦の卦辞だけ。 意味としては「状況が動いていない」ということです。
これは重要な答えです。「いま何かが変わりつつあるか」と訊いて動爻が出なければ、 変わっていないという答えなのです。
他の占いは、たいていひとつの答えを出します。 易はふたつの卦を出し、その間の動きを見せます。
しかも動爻の位置まで示すので、 「どこが動いているのか」まで分かります。 三爻が動いているなら、下卦の終わり ── 現場で無理が出ているところ、というふうに。
状況・変化の起点・向かう先。 この三つが一度に出るのが、易の強みです。
萬象暦占いには、三枚の銭を投げて卦を立てる易があります。動爻と之卦まで出ます。無料で、登録は要りません。
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