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萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > アフリカ

第12部 世界の占い事典 / 12-6

アフリカの占い

ヤシの実を使って二百五十六通りの形を出し、その形に結びついた詩を唱える西アフリカのイファ。骨や貝を投げて並びを読む南部アフリカの占い。地面の穴に住む蜘蛛に答えを出させるカメルーンの占い。アフリカには、地域ごとに道具も担い手もまったく違う占いが、今も受け継がれています。何を使い、どう読むのかを見ていきます。

この記事で分かること
  • 貝や骨を投げる、砂に点を打つ、蜘蛛に札を動かさせる ── アフリカ各地の占いが、それぞれどう行われるか
  • 西アフリカのイファで、占いの結果と詩や物語がどう結びついているか
  • イファと易の、数の不思議な一致

形を出し、言葉を読む

ここで紹介した占いは、どれも道具を投げたり点を打ったりして「形」を出し、その形に結びついた言葉や意味を読みます。違うのは、誰が、何のために使うかです。イファは祭司が人生の相談に、骨投げは治療者が病の相談に、蜘蛛占いはもめごとの判断に。使われる場面は、それぞれの土地で大きく違います。

とくにイファでは、オドゥに結びついた詩や物語を、口伝えで受け継いできました。 そこには神話や歴史、考え方、薬草の知識まで含まれているとされ、 占いの言葉そのものが、共同体の知恵の蓄えになっています。

イファと易の、数の不思議な一致
イファの形は、一つか二つかの印を四段重ねたもので、2×2×2×2=十六通り。それを二つ組み合わせて、十六×十六=256通りになります。
易は、陰か陽かの線を三本重ねた八卦(8-2)が、2×2×2=八通り。それを二つ組み合わせて、八×八=64通りです。
どちらも「二つに一つ」を偶然で決めて重ね、出た形に結びついた言葉を読みます。遠く離れた土地で、よく似た仕組みが育ったことになります。二つの間に交流があったかどうかは、分かっていません。
偶然から記号を作り、言葉を読む ── 易で体験する

イファと似た仕組みをもつ易は、萬象暦で試せます。三枚の銭を六度投げて、一回ごとに陰か陽かの線を一本決め(たとえば表・裏・裏なら陽の線)、六本の線でできた形から、いまの状況とこれからの変化を読みます。銭の表裏は画面の中で決まります。無料で、登録は要りません。

易で変化を見る をひらく