占い入門BANSHOREKI

萬象暦 占いシリーズ占い入門 > 日干

第2部 四柱推命 / 2-4

日干 ── 命式の中心

八つの文字が並びました。このうちたった一文字だけが、あなた自身です。残りの七文字は、すべてその一文字から見た関係として読みます。

暦の神が案内します。ここからが四柱推命の本体です。命式が立ったら、まず自分がどれかを見つけてください。

自分は、日柱の上の文字

命式の中央、日柱の上にある干を日干にっかん)といいます。 日主にっしゅ)、日元にちげん) とも呼ばれますが、どれも同じものです。

四柱推命の読みは、すべてここから始まります。 「木が三つある命式」には意味がありません。「日干が丙で、木が三つある命式」で初めて意味が決まります。 同じ八文字でも、どれが日干かが違えば、まったく別の読みになります。

なぜ年ではなく、日なのか

唐の時代の占いでは、年の干支を中心に見ていました。 いまでも十二支の動物占いや九星気学が年で見るのは、その名残です。

これを日に変えたのが、宋の徐子平です。理由は簡単で、 年で見ると、同じ年に生まれた何百万人が全員同じになってしまうからです。 日で見れば、六十日ごとにしか一致しません。さらに月・時と組み合わせれば、 組み合わせは約五十二万通りになります。

それでも同じ命式の人はいます
五十二万通りということは、日本だけでも同じ命式の人が二百人以上いる計算になります。 命式が同じなら人生も同じ、ということはありません。 命式が示すのは生まれ持った性質と運の周期であって、 生まれた国も家庭も時代も、そこには入っていないからです。

「日干から見て」という視点

これから出てくる用語は、ほとんどすべてが日干との関係を表します。

だから命式を読むときの順序は必ずこうなります。 ①日干を決める ②日干の五行と陰陽を確認する ③残りの七文字を、日干から見た関係に翻訳する。 この順を崩すと、必ず読み違えます。

身強・身弱 ── 自分は強いか弱いか

四柱推命でいちばん重要な判断が、日干が強いか弱いかです。 くわしくは2-10で扱いますが、考え方だけ先に置いておきます。

身強(みきょう)日干を助けるもの(同じ五行、自分を生む五行)が多い状態。自力で動ける。ただし助けが多すぎると独りよがりになる
身弱(みじゃく)日干を減らすもの(自分が生む、自分が剋す、自分を剋す)が多い状態。周りに合わせて動く。ただし弱すぎると押し流される

ここでも強いほうが良い、ということはありません。 身強の人は自分で決めて進めますが、人の意見を聞かずに孤立しやすい。 身弱の人は流されやすいですが、環境や人に恵まれると本人以上の力が出ます。 どちらにも活き方があります。

日支は「配偶者の座」

日干のすぐ下、日柱の支を日支といいます。 ここは伝統的に配偶者、あるいはいちばん近い人の座とされます。

日干と日支の関係が良ければ近しい人と噛み合いやすく、 剋し合っていれば距離の取り方に工夫が要る、という読み方をします。 ただしこれだけで結婚生活を断定するのは乱暴です。 あくまで命式全体のなかの一要素として扱ってください。

流派によるちがい 日干を中心にすること自体は、現代の四柱推命ではほぼ全流派で共通です。 ただし算命学など一部の系統では、日干に加えて 日支の蔵干(中心星)を人物の中心に据える読み方をします。 また身強・身弱の判定基準は流派差が大きく、同じ命式でも判定が割れることがあります。 2-10で、判定の手順と、割れたときの扱い方をまとめて説明します。
自分の日干と通変星を見る

萬象暦占いの「人生占い」では、命式とあわせて日干・通変星・十二運がそのまま表示されます。手で数えたものと突き合わせると、覚えが早くなります。無料で、登録は要りません。

萬象暦占い をひらく