萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 大アルカナ(一)0〜7
第7部 タロット / 7-2
大アルカナ二十二枚は、ひとつの物語として並んでいます。0の愚者が旅に出て、21の世界で完成する ── そういう順番です。
札の神が案内します。タロットは、生年月日を使わない占いです。いま目の前にあることを読みます。七十八枚を暗記する必要はありません。
鍵になる言葉 ── 始まり・自由・無防備
崖の縁を、足元も見ずに歩いている若者です。荷物は小さな包み一つ。経験も計画もありませんが、そのぶん何にも縛られていません。始まりの札であり、同時に番号のない札でもあります。大アルカナのどこにでも置ける、自由な存在です。
鍵になる言葉 ── 技術・意志・始動
机の上に四つのスートの道具が揃っています。必要なものは全部そろっている、という札です。あとは使うかどうか。片手を天に、片手を地に向けているのは、上から受けた力を下へ流すという意味です。
鍵になる言葉 ── 知恵・直感・沈黙
二本の柱のあいだに、書物を持って静かに座っています。知っているが、語らない。魔術師が外へ働きかける力なら、女教皇は内に蓄える力です。背後の垂れ幕の奥に、まだ見えていないものがあります。
鍵になる言葉 ── 豊かさ・受容・育てる
実った麦畑を背に、ゆったりと座っています。生み出し、育てる力。母性、実り、快適さ。女教皇が精神なら、女帝は身体と物質です。与えることに惜しみがありません。
鍵になる言葉 ── 秩序・責任・支配
石の玉座に、鎧をつけて座っています。枠を作り、守らせる力。父性、規律、責任。女帝が育てるなら、皇帝は形を決めます。安定をもたらしますが、同時に自由を奪います。
鍵になる言葉 ── 教え・伝統・所属
二人の弟子に教えを授けています。すでにある枠組みに従い、学ぶことを表します。教育、宗教、組織、伝統。正しいやり方を教わる札であり、同時に型にはめられる札でもあります。
鍵になる言葉 ── 選択・結びつき・調和
男女の上に天使がいます。愛の札として知られますが、本来は選択の札です。二つのものから一つを選ぶ。そしてその選択には、好き嫌いという理屈にならない基準が働きます。
鍵になる言葉 ── 前進・意志・制御
二頭のスフィンクスが引く戦車に、若者が乗っています。手綱はありません。意志だけで制御しているのです。勝利と前進の札ですが、相反する力を御し続けなければならないという緊張も含んでいます。
0で旅に出た愚者は、1と2で技術と知恵を知り、 3と4で母と父を知り、5で社会の教えを受けます。
そして6で初めて自分で選び、7で自分の力で進み始めます。 ここまでが「巣立ち」の段階です。
次の8から14は、進んだ先で壁にぶつかる段階になります。
萬象暦占いには、その日の一枚を引くタロットがあります。正位置・逆位置も出ます。無料で、登録は要りません。
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