萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 流派によるちがい
第4部 九星気学 / 4-8
本やサイトによって、九星気学の答えが違うことがあります。九星気学は百年のあいだに多くの先生の工夫で枝分かれし、流派(考え方の系統)ごとに、凶方位の数え方や年の区切り方が少しずつ違うからです。どこで分かれるのかを知っておくと、別の本を読んでも迷わなくなります。
方位の神が案内します。第4部の締めくくりに、ほかの本と答えが食い違ったときの確かめ方を見ておきます。表で、分かれ目になりやすい項目を一つずつ確かめてください。
一般に「九星気学」と呼ばれているものは、ほぼ気学です。 この教科書も気学で説明しています。
表の読み方:左の項目ごとに、どんな立場があるかを並べています。自分が読んだ本やサイトと答えが違ったら、まずこの表のどの項目で分かれているかを探してください。 傾斜は4-4、凶方位は4-6、方位の起点と磁北・真北は4-7で説明しています。
| 項目 | 主な立場 |
|---|---|
| 年の境目 | 立春で切るのが主流(この教科書と萬象暦も立春)。ほかの日で区切る説もある |
| 傾斜の求め方 | 月盤を使う/定位盤を使う/月命星をそのまま傾斜とする。三通りある |
| 凶方位の数 | 五つ(五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破)/月破を加えて六つ(この教科書)/小児殺・定位対冲などをさらに加える流派 |
| 日盤を使うか | 使う流派と、年盤・月盤だけの流派 |
| 方位の起点 | 自宅/住民票の住所/三か月以上滞在した場所 |
| 磁北か真北か | 真北が主流。一部に磁北 |
| 効果が出る時期 | 一・四・七・十・十三(日・か月・年)の区切りで表れるという説明がよく知られる。数え方は流派の伝承で違う |
たとえば2026年の年盤で、七赤金星の人の凶方位を見てみます(4-6の例)。 この教科書の数え方(年盤では五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破)で見ると、南・北・南西・北東の四方位が凶で、残るのは東・西・南東・北西でした。
ここに、定位対冲(ていいたいちゅう。星が、ふだんの座席のちょうど反対側に回ってきた方角を凶とする考え方)を加える流派で数えると、答えが一つ変わります。 2026年は、ふだん東に座る三碧木星が、反対側の西に回っています。そのため西も凶に加わり、残るのは東・南東・北西の三方位になります。 吉方位の候補の東と北西(七赤を生む土の星がいる方角)は、どちらの数え方でも変わりません。
このように、流派の違いは「どこまでを凶に数えるか」の違いとして表れることが多く、 この例では、吉方位の候補はそのまま残りました。 九星気学は、流派ごとの約束事に沿って読む占いです。答えが割れたときは、次の順に確かめると整理できます。
九星気学は、生年月日だけで自分の星が出て、盤が作れて、方角が読める占いです。 「どんな人か」だけでなく「いつ、どちらへ動くか」まで答えが出るのが、九星気学ならではの持ち味でした。
読み終えたら、次のことが説明できるか確かめてみてください。
萬象暦の九星気学は、年の境目を立春とし、年盤の凶方位を五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破の五つで判定しています(定位対冲・小児殺は数えません)。「占術ごとに占う」の九星気学で、本命星・月命星と今年の方位盤が見られます。立春と節入りは天文計算で判定しています。無料で、登録は要りません。
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