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第4部 九星気学 / 4-5

年盤・月盤・日盤

九つの星は、ふだんの座席(定位置)に留まりません。毎年、毎月、毎日、座る方角を移ります。その時々の星の並びを九つのマス目に書き出したものが盤(ばん)です。一年分を年盤、一か月分を月盤、一日分を日盤と呼びます。盤が作れれば、どの方角が良いか悪いか(方位)が読めます。

この記事で分かること
  • 九つのマス目の図(盤)を、二つの手順で自分で作る方法
  • 年盤・月盤・日盤のちがいと、それぞれ使える期間(年盤は立春から一年、月盤は節入りから一か月、日盤はその日だけ)
  • 引っ越し・旅行・日帰りの外出で、どの盤を見ればよいか

方位の神が案内します。九つのマス目の図(盤)を、自分の手で一枚作ってみる章です。手順は二つだけ。2026年の年盤を一緒に作りながら読んでください。

盤の作り方

手順は二つだけです。

  1. 中央(中宮・ちゅうぐう)に入る星を決める年盤なら、その年に生まれた人の本命星と同じ星(4-3の計算で出ます)。2026年なら一白水星。
  2. 決まった順序で、番号を一つずつ増やしながら配る中央 → 北西 → 西 → 北東 → 南 → 北 → 南西 → 東 → 南東。九の次は一に戻ります。

この順序は暗記が要りますが、一度覚えれば一生使えます。 「中・北西・西・北東・南・北・南西・東・南東」の九つです。

検算のしかた
中宮に五を入れて配ってみてください。 出来上がった盤が後天定位盤(4-1の図)と一致すれば、順序は正しく覚えられています。
中央5 → 北西6 → 西7 → 北東8 → 南9 → 北1 → 南西2 → 東3 → 南東4。合っていますか。

実際に作ってみる ── 2026年の年盤

2026年の本命星は一白水星なので、中宮に一を入れます。

↑ 南 九 南東 五 南 七 南西 八 東 一 中央 三 西 四 北東 六 北 二 北西
2026年の年盤。中央が一白。赤い枠が五黄のいる方位で、 ここが最大の凶方位(五黄殺)になります

図の読み方:上が南、下が北です(4-1の図と同じ向き)。マスの中の漢数字が、その方角へ回っている星の番号です(一なら一白水星)。 この年盤が使えるのは、2026年の立春から2027年の立春の前までです。

この年は五黄が南にいます。したがって2026年は、 南が五黄殺、その反対の北が暗剣殺になります。どちらも、誰にとっても動くのを避けたほうがよいとされる方角です(4-6でくわしく扱います)。

自分の星も探してみてください。たとえば1984年生まれの人の星は七赤金星(4-3)。2026年の年盤では、七赤は南西のマスにいます。自分の星がいる方角と、その反対の方角も、その人には避けたい方角になります(4-6)。

年盤・月盤・日盤の使い分け

表の読み方:左の「盤」の列で、どのくらいの期間を見る図かを確かめ、右の「使う場面」で自分の用事に合う盤を選びます。

盤何を決めるか使う場面
年盤その年の中宮星(立春で切り替わる)引っ越し、転職、家を建てるなど、影響が長く続くこと
月盤その月の中宮星(節入りで切り替わる)旅行、出張、契約など、数か月〜一年の影響
日盤その日の中宮星日帰りの外出、商談、小さな用事
時盤その時刻の中宮星実務ではほとんど使いません

影響の重さは年盤 > 月盤 > 日盤です。 引っ越しのように何年も住む場所を決めるときは年盤を見ます。 日帰りの外出に年盤を持ち出す必要はありません。

たとえば2026年の夏に引っ越すなら、2026年の年盤(上の図)を見ます。 今度の日曜に日帰りで出かけるなら、その日曜の日盤を見ます。 年盤で良いとされる方角は「その一年を通しての方角」であって、「今日の良い方角」ではありません。今日一日のことなら日盤も見ます。見る盤と期間は、いつも組にして考えます。

日盤の中央に入る星は毎日変わります。一か月分は暦の一覧で確かめられます。

年盤と月盤が食い違ったら
年盤を優先します。ただし「年盤では吉だが月盤では凶」という場合、 その月を避けて別の月にするというのが実際的な使い方です。
九星気学が便利なのは、「やめる」ではなく「時期をずらす」という 答えを出せるところにあります。

月盤の中宮星の出し方

年盤の本命星のグループによって、その年の各月の中宮星が決まります。 月命星の表(4-4)と同じ表が使えます。 表の左端の列で、その年の年盤の中央の星が入っている行を選び、月の列を見ます。

月盤も年盤と同じく、中宮の星が一つずつ減っていきます。 二月が八白なら、三月は七赤、四月は六白。

たとえば2026年は年盤の中央が一白なので、表の一行目(一白・四緑・七赤)を使います。 2026年の「2月」(立春から啓蟄〈けいちつ。3月初めの節入り〉の前日まで)の月盤は八白が中央、「3月」(啓蟄から清明〈せいめい。4月初めの節入り〉の前日まで)は七赤が中央です。 月盤の「月」も、カレンダーの1日ではなく節入りで切り替わります。

流派によるちがい 盤の作り方(中宮から八方位へ配る順序)は共通です。 分かれるのは日盤の中宮星で、 夏至と冬至を境に順行・逆行を切り替える陽遁・陰遁という規則があり、 その切り替え日の取り方に細かい違いがあります。 日盤を使わないなら、気にしなくて構いません。
今年の盤と、自分の方位を見る

「占術ごとに占う」の九星気学では、あなたの本命星から見た今年の年盤の吉凶が九つのマス目で出ます(画面のマス目は、ふつうの地図と同じく北が上です)。さらに今日の月盤・日盤とも重ねて、年盤・月盤・日盤のどれでも凶に当たらない方位を示します。立春と節入りは天文計算で判定しています。無料で、登録は要りません。

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