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第0部 はじめに / 0-3

学ぶ順番

この教科書は、最初から順に読む必要はありません。知りたいことに合わせて入口を選べば、いちばん早く「自分で占える」ところまで行けます。ただ、四柱推命だけは、飛ばすと行き詰まる順番があります。

この記事で分かること
  • 占いが初めての人が、最初に開くページ
  • 「自分の性格を知りたい」「相性を見たい」など、目的ごとにどの章から読めばいいか
  • 途中でつまずきやすい所と、そこを楽に越えるコツ
占いが初めてなら、ここから
まず6-2 運命数の出し方で、生年月日の数字を足して自分の数を出してみてください。三十秒で、自分を占う手触りがつかめます。そのあと下の「目的から選ぶ」の表で、気になった占いの部へ進みます。四柱推命を本格的に学ぶなら、1-1 陰陽から順に読みます。

東洋と西洋では、入口が違います

四柱推命と九星気学は、陰陽と五行という共通の土台の上に建っています。易の土台は陰陽です。 陰陽は「ものごとを静と動のような二つの面で見る」考え方、五行は「木・火・土・金・水の五つに分けて、生かし合い・抑え合いで見る」考え方です。 この土台を知らずに四柱推命の本を開くと、一ページ目から知らない言葉ばかりになります。

一方、宿曜は、月の通り道を二十七に分けるインドの考え方から来た別の体系です。西洋占星術・数秘術・タロット・姓名判断も、それぞれ独立しています。 どれも第1部を読まずに、その部の最初から始められます。

道筋その一 ── まず自分を占ってみたい

いちばん早く「当たってる?」を確かめられる道です。どの章も、生年月日から、その場で自分の答えが出ます。

  1. 自分の数を出す(6-2)生年月日の数字を足して一桁にするだけ。出た数の意味も同じページにあります。
  2. 生まれ年の星を出す(4-3 → 4-2)生まれ年から足し算と引き算で出します。出た星の性質は4-2で読みます。
  3. 自分の星座の持ち味を読む(3-3・3-4)誕生日で決まる星座(牡羊座など)の持ち味を読みます。火と地の星座は3-3、風と水の星座は3-4です。
  4. 気に入った占いの部へ戻る「この占いをもっと知りたい」と思ったら、その部の最初の章(6-1・4-1・3-1)から読みます。

道筋その二 ── 四柱推命を身につけたい

いちばん本格的で、いちばん時間がかかる道です。 かわりに、身につけば、九星気学など同じ土台を使う占いの本も読みやすくなります。

  1. 第1部を読むものごとを二つに分けて見る考え方(陰陽)、五つに分けて見る考え方(五行)、生年月日を置き換える漢字の記号(十干・十二支・六十干支)、占いの一年の区切り(暦と節入り)。生年月日を「文字」に置き換える仕組みがここで分かります。ここを飛ばさないでください。最後の1-7(太陽と月の位置を電卓で出す)は、手で計算してみたい人向けなので、後回しでもかまいません。
  2. 第2部を順に読む生年月日から八文字の表(命式)を作るところから、性格の読み方(通変星)、五つの要素の偏り(五行のバランス)、十年ごとの運の流れ(大運)まで。
  3. 自分の命式で確かめる各ページの手順を、自分の生年月日で実際にやってみます。
  4. 第11部で読み合わせを知る複数の占術が食い違ったときの扱い方。

道筋その三 ── 西洋占星術から入りたい

東洋の基礎は要りません。第3部からいきなり始めて大丈夫です。

ホロスコープは図が読めれば話が早いので、 最初に自分のホロスコープ(生まれた瞬間の空を円に描いた図)を出してしまい、それを見ながら読み進めるのが早道です。 萬象暦の円図(計算室の道具)で、生まれた日時と場所を入れると描けます。 出生時刻が分からない場合でも、読めるところはあります(3-16で扱います)。

道筋その四 ── タロットだけ知りたい

タロットは完全に独立しています。第7部だけで完結します。

最初から七十八枚すべてを暗記しようとすると、途中で負担が大きくなりがちです。 絵柄が一枚ずつ違う大アルカナ二十二枚だけを先に覚え、その二十二枚で読む練習をするのが定石です。 残りの小アルカナ五十六枚は、トランプのように四つの組(スート)と数字でできているので、組の性格(火・水・風・地)と数の意味を組み合わせれば、 暗記しなくても読めます。

目的から選ぶ

目的が決まっているなら、下の順に読むのが近道です。

表の読み方:左の列から自分の目的を一つ選び、真ん中の順に読みます。右の「目安」は、その道筋の章の数です。

やりたいこと読む順番目安
自分の性質を手軽に知りたい6部の2(運命数)→ 4部の3・2(生まれ年の星と、その性質)→ 3部の3・4(星座の持ち味)5章
自分の性質を本格的に知りたい1部の1〜3(陰陽・五行・十干)→ 2部の1〜5(命式と、自分を表す一文字)8章
数の占いを一通り知りたい6部の1〜3(数秘術・運命数の出し方・数の意味)3章
今日・今月どう動くか決めたい5部の3・7(自分の宿・日々の宿で、その日に向くこと)→ 4部の3・5・6(自分の星・今年と今月と今日の星の並び・避けたい方角と良い方角)。出かける日と距離の決め方は4-7で。カレンダーの大安・仏滅などの暦のしるし(10部)は、下の「寄り道」にどうぞ5章
人を占えるようになりたい7部(タロット)を通しで16章
相手との相性・関係を見たい5部の1・3・4・5(宿曜の基本・自分の宿の出し方・二人の関係の型・どちらから見た関係か)4章
相手の気持ちをカードで占いたい7部の1(タロットとは)→ 13〜14(一枚引き・三枚引き)。カードの意味は2〜4を引きながら3章から
迷っていることに答えがほしい8部(易)を通しで8章
名づけ・改名を考えたい9部(姓名判断)を通しで6章
星占いを本格的に3部(西洋占星術)を通しで16章

つまずきやすいところ

途中でやめる人が多い箇所は決まっています。先に知っておいてください。

  1. 十干十二支の暗記(1部)覚えようとすると止まります。覚えなくてかまいません。表を見ながら進めてください。使っているうちに覚えます。
  2. 通変星の十種類(2-6)四柱推命で、初めて覚える名前が十個並ぶ章です。十の名前を覚えようとせず、まず「仲間・表現・お金・責任・学び」の五つのまとまりで捉えてください。十種類は、その五つがそれぞれ二つに分かれたものです。
  3. ハウスとサインの区別(3-3〜3-7)「サイン(おひつじ座などの星座)は性質、ハウスは人生の場面」。この一行だけ先に頭に入れておくと、混乱しません。
  4. 小アルカナ五十六枚(7-5〜7-10)暗記は不要です。四つの組(スート)の性格(火・水・風・地)と、数の意味が分かれば、組み合わせで読めます。
一日一章で四か月
付録を含めて全115章です。一日一章なら四か月弱で読み終わります。 一気に読む必要はありません。しおり機能があるので、 どこまで読んだかは自動で憶えています。
読んだ章には目次に印が付き、「115章のうち◯章」と出ます。

寄り道したくなったら

順番に読むのが退屈になったら、 第12部の世界の占い事典と第13部の占いの道具を覗いてください。 亀の甲羅、コーヒーの澱、鳥の飛び方。学ぶというより眺めて楽しむ章で、 どこから読んでも構いません。 カレンダーの大安・仏滅、暦のしるし、季節の区切り、おみくじの由来を集めた第10部 こよみも、毎日目にするものの「そうだったのか」が詰まった寄り道です。

用語で詰まったら
分からない言葉が出てきたら、付録の用語辞典で引けます。 読みかたが分からない漢字も、ひらがなで探せます。
読む前に、一度占ってみる

どの道筋を選ぶか迷ったら、先に萬象暦占いで自分を占ってみるのも手です。「人生占い」の「六つの占い」には、四柱推命・西洋占星術・数秘術・九星気学・宿曜・タロットの結果が並びます。いちばん気になった占術の部から読み始めてください。無料で、登録は要りません。

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読んだら、試してみる 萬象暦占い ここで学んだ占術のうち六つを、六人の神様が合議して読み解きます。生年月日だけで、登録も要りません。すべて無料です。 占いのメニューへ ›