萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 出生時刻が分からないとき
第3部 西洋占星術 / 3-15
ホロスコープには出生時刻が要ります。しかし分からない人は珍しくありません。そのときどうするか ── 諦める必要はありません。
星の神が案内します。要素は出そろいました。あとは順番どおりに拾っていけば、必ず一枚読めます。
つまり「何が、どんな色合いで働くか」は読めます。 読めなくなるのは「人生のどの場面で働くか」です。
これは決定的な欠落に見えますが、実務では意外と何とかなります。 性格や資質の話は、ほとんどが天体とサインとアスペクトで決まるからです。
月は約二日半でサインを移ります。生まれた日が境目にあたると、 時刻によってサインが変わってしまいます。
その場合は両方のサインで読んで、どちらがしっくりくるか確かめるのが実際的です。 月は「気を抜いたときに出るほう」なので、本人か家族なら判断がつきます。
「たぶん朝だったと思う」で時刻を入れると、 そこから先の読みが全部その仮定に引きずられます。
そして厄介なことに、読めてしまうのです。 仮のアセンダントで読んだ人物像が、それらしく成立してしまう。 後からその読みを疑うのは、非常に難しくなります。
分からないなら、ハウスは使わないと決めてしまうほうが安全です。
過去の大きな出来事とトランジットを照らし合わせて、 出生時刻を逆算する技法があります。
「二十四歳のときに転職した」「三十歳で結婚した」といった実際の出来事に、 ホロスコープの動きが合うように時刻を調整していきます。
ただしこれは熟練を要し、しかも確実ではありません。 出来事の選び方によって答えが変わりますし、 結果を確かめる手段がありません。入門の段階では手を出さないことを勧めます。
西洋占星術は要素が多く、最初は圧倒されます。 しかし三点セット(太陽・月・アセンダント)と 読む順番さえ押さえれば、一枚は必ず読めます。
自分のホロスコープを一枚、手元に印刷して、 3-10の七段階を順にやってみてください。 一度通せば、二枚目からは格段に速くなります。
萬象暦占いは、出生時刻が分からない場合でも読める範囲を出します。太陽・水星・金星・火星のサインとアスペクトは、生年月日だけで求まります。無料で、登録は要りません。
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