萬象暦 占いシリーズ > 占い入門 > 陰陽と八卦
第8部 易 / 8-2
易の線は、つながった線(⚊・陽)と、真ん中で切れた線(⚋・陰)の二種類だけです。これを三本積むと、並び方は二の三乗で八通り。この八つの形を八卦(はっけ)と呼び、天・沢・火・雷・風・水・山・地の自然に見立てます。易の答えになる六本の形は、この八卦を上下に二つ重ねたものです。
方位の神が案内します。三本の線でできる八つの形を、天や水のような自然のイメージで覚える章です。形を見て意味が思い出せるようになると、六本の卦がぐっと読みやすくなります。
易の一本一本の線を爻(こう)と呼びます。陰と陽は「良い・悪い」ではなく、動と静のような二つの面です(1-1 陰陽)。 この二種類を三本積み上げると八通り。 下から上へ積むのが決まりです。
表の読み方:「形」の列の線は、実際の卦と同じく下から上へ読みます。 まず「自然」の列(天・沢・火・雷・風・水・山・地)で、八つのイメージを一つずつつかんでください。 右端の「意味・家族」は、あとから読めば十分です。
| 卦 | 記号 | 形 | 自然 | 意味・家族 |
|---|---|---|---|---|
| 乾 | ☰ | 天 | 強く動く。父 | |
| 兌 | ☱ | 沢 | よろこぶ。少女 | |
| 離 | ☲ | 火 | つく・明るい。中女 | |
| 震 | ☳ | 雷 | 動く。長男 | |
| 巽 | ☴ | 風 | 入る・従う。長女 | |
| 坎 | ☵ | 水 | 陥る・悩む。中男 | |
| 艮 | ☶ | 山 | 止まる。少男 | |
| 坤 | ☷ | 地 | 受け入れる。母 |
八卦が分かると、六本の卦も読みやすくなります。 たとえば上の三本が坎(水)、下の三本が乾(天)なら、天の上に雨雲がかかっている形。 これが「需(じゅ)」という卦で、雨雲を見上げて時が来るのを待つことを表します(組み合わせ方は8-3、意味は8-7)。 8-1で例にした泰は、上の三本が坤(地)、下の三本が乾(天)。天が下に、地が上にあるので、昇ろうとする天と降りようとする地が出会う形と読みます。これが「天と地が通い合う」の意味です。 萬象暦の易占いでも、結果の下の折りたたみ「占いの根拠」に「上の三本が坤(こん・地)、下の三本が乾(けん・天)の組み合わせです」のように、上下の八卦の名前と自然が出ます。
八卦を家族に当てる読み方があります。乾が父、坤が母。 残りの六つが子どもです。
子どもの性別は、少ないほうの線で決まります。 陽が一本なら男(震・坎・艮)、陰が一本なら女(巽・離・兌)。
そしてその線がどこにあるかで年齢が決まります。 下なら長子、真ん中なら次子、上なら末子。
この対応は、卦を人物として読むときに使います。 「艮=少男」なら、若い男性、あるいはまだ動き出していないものを表します。
八卦を円に並べ、方角に当てる図が二つあります。 銭を投げて易を読むだけなら覚えなくても困りませんが、風水や九星気学を学ぶときに出てきます。
風水や九星気学で使うのは後天図のほうです。 九星の後天定位盤(4-1)は、 この後天八卦図に数を当てたものです。
萬象暦占いの「易で変化を見る」では、問いを五つ(仕事や恋愛など)から選び、三枚の銭を六回投げる方法で卦を立てます(銭の表裏は乱数で決まります)。結果の下の「占いの根拠」を開くと、「上の三本が坤(こん・地)、下の三本が乾(けん・天)の組み合わせです」のように上下の八卦が出るので、この章の表と見比べてみてください。無料で、登録は要りません。
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