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第9部 姓名判断 / 9-2

五格の出し方

名前の画数から、五つの数を作ります。これを五格(ごかく)と呼びます。どの字の画数を足すかが違うだけで、計算そのものは足し算と引き算だけです。名前のしるべでは、出た数を八十一数理に当てはめて、大大吉から大凶までの六段階の判定と、伝統の数意(その数に昔から当てられてきた意味)をもとにした解説を表示します。

この記事で分かること
  • 自分の名前から、天格・人格・地格・外格・総格の五つの数を出す手順
  • 五つのうちどれを重く見て、どの順に読むか
  • 姓や名が一字のときに足す「霊数」と、画数を数え間違えやすい字

数の神が案内します。ここでは、自分の名前から五つの数を出す手順を見ます。紙と鉛筆を用意して、自分の名前で一緒に数えてみてください。

五つの格

表の読み方:まず「出し方」の列で、五つの数それぞれがどの字の画数を足して作るかを見てください。「受け持つ領域」は、その数が人生のどの面を表すとされるかで、かぎかっこの中は名前のしるべの画面での呼び名です。すぐ下の図で、「山田太郎」を例に確かめられます。

格読み出し方受け持つ領域
天格てんかく姓の画数の合計「家から受け継ぐ土台」。家系、先祖から受け継いだもの。単独では吉凶を見ない
人格じんかく姓の最後の字 + 名の最初の字「性格の芯」。中心の格。本人の性質。中年期に表れやすい傾向
地格ちかく名の画数の合計「若い頃・内面」。素質、才能。幼少期から青年期に表れやすい傾向
外格がいかく天格 + 地格 − 人格「人との関わり方」。周囲との関わり、社会での見られ方
総格そうかく姓名すべての画数の合計「人生全体の運」。名前全体の傾向。晩年に表れやすい傾向
山田 太郎 35 49 姓名 天格 8地格 13 人格 9(田5+太4) 外格 12(天格+地格−人格) 総格 21(3+5+4+9)
「山田太郎」の例(新字体の画数)。 人格が姓と名をまたぐのがこの仕組みの要です

人格がいちばん重い

五つのなかで人格を最も重く見ます。 姓と名をまたぐ唯一の格で、 「受け継いだもの」と「与えられたもの」が接する場所だからです。

読む順番は人格 → 総格 → 地格 → 外格 → 天格。 天格は姓だけで決まり、家族全員が同じになるので、 単独では吉凶を見ません。

名前のしるべの結果画面は、まず総格(画面では「人生全体の運」)を大きく示します。 その下の「今回のポイント」では、あなた自身の六つの運について、強みと気をつける所をまとめます。六つは次のとおりです。

天格は家族みんなで同じになるので、六つには入りません。名前のしるべでも、カードが並ぶ前に「5枚目の『家から受け継ぐ土台』は家族みんな共通の名字の数なので、六つには数えません」と案内しています。 表示の順番と、重く見る順番は別のものです。

出した数の意味は、次の9-3 八十一数理の表で引きます。 たとえば「山田太郎」なら、人格9は大凶「頭の良さが空回りしやすい数」、総格21は大吉「自分で決めて引っ張るリーダーの数」。 一つの名前の中に吉の数と凶の数が並ぶのは、珍しいことではありません。

凶の数は、「この場面でつまずきやすい」という注意書きとして読みます。 山田太郎さんなら、性格の芯の9が示す「頭の良さが空回りしやすい」を、一人で抱え込まず、結論だけでなく理由まで話して味方を増やす合図として使う、という具合です。 総格21の「自分で決めて引っ張る」強みと合わせれば、引っ張る場面ほど、周りに説明してから進むのがこの名前の生かし方です(数ごとの扱い方の例は9-3の表の右端)。

画数の数え違いが起きやすい字

五格そのものより、一字ずつの画数で間違えるほうが多いです。 つまずきやすいものを挙げます。

表の読み方:自分の名前の字に、左端の部首が入っているかを見てください。入っていれば、熊崎式などの流派では、その部首を「数える画数」で数えるぶん字全体の画数が増えます(「渡」なら、さんずいを4画と数えるので12画が13画)。入っていなければ、この表は関係ありません。

部首見た目数える画数理由
さんずい氵(3画)4画元の字が「水」(4画)だから
りっしんべん忄(3画)4画元が「心」(4画)
てへん扌(3画)4画元が「手」(4画)
くさかんむり艹(3画)6画元が「艸」(6画)
しんにょう辶(3画)7画元が「辵」(7画)
おおざと・こざと阝(3画)7画/8画右なら「邑」7画、左なら「阜」8画
つきへん月(4画)4画/6画体の意味なら「肉」6画とする流派がある
これは部首を元の字で数える流派の話 上の表は熊崎式など、部首を元の字の画数で数える流派の数え方です。 見たままの字形で数える流派なら、さんずいは3画です。
名前のしるべでこの表の数え方を使うのは、「熊崎式」のボタン(「部首だけ元の字で」と添えてあります)だけです。字の形は新字体のまま、部首だけを元の字で数える方式で、旧字体から数える本来の熊崎式を手軽にした形です(違いは9-1・9-5)。「新字体」と「旧字体」は字形どおりに数え、「旧字体」は字を康熙字典体(「沢」なら「澤」)に直してから、その字形の画数で数えます。
どちらが正しいという問題ではありません。ただし 途中で混ぜないでください。姓は旧字体、名は新字体、という数え方をすると、 どの流派の答えでもなくなります。
名前のしるべでは新字体・旧字体・熊崎式(部首だけ元の字で)の三通りを切り替えられます。 同じ名前でどれだけ変わるか、実際に見てみてください。

一字姓・一字名のとき ── 霊数

「森 蘭」のように姓か名が一字だと、 外格の扱いが流派によって分かれます。この教科書では霊数(れいすう)という 仮の1画を補います。

一字姓姓の前に霊数1を置く。天格=姓の画数+1
一字名名の後に霊数1を置く。地格=名の画数+1

霊数は天格と地格の計算にだけ使い、 総格には加えません。ここは流派差があります。 外格は霊数を足した後の天格・地格から出すので、外格にも霊数が反映されます。 名前のしるべも同じ扱いで、人格・総格には霊数を加えません。上で見た仕事運・家庭運にも、霊数は加えません。

「森 蘭」(新字体で森12画・蘭19画)で確かめると、 天格 12+1=13、人格 12+19=31、地格 19+1=20、 外格 13+20−31=2、総格 12+19=31。 姓も名も一字なら、外格は必ず2になります。

実例で確かめる

四つの名前で、実際に出してみます。下の数字は、 名前のしるべが実際に出す値と同じです。

名前画数天格人格地格外格総格
山田太郎山3 田5 太4 郎989131221
山田一山3 田5 一186249
一太郎一1 太4 郎925131014
一 一一1 一122222

「山田一」の地格が2になっているのに注目してください。 名が一字なので、霊数の1を足して 1+1=2 としています。 「一太郎」なら姓が一字なので、天格が 1+1=2 です。

外格は引き算で出す
外格を「姓の最初+名の最後」と覚えると、一字姓・一字名で合わなくなります。 天格+地格−人格で出してください。
「山田一」なら 8+2−6=4。霊数を足した後の天格・地格を使うので、 自動的につじつまが合います。「総格−人格」で出すと、総格には霊数を足さないため 9−6=3 になり、一字姓・一字名のときだけ食い違います。
三字姓・三字名でも同じ式で出せます。
やってみる
三字の姓でも手順は同じです。「長谷川一郎」(新字体)なら、長8・谷7・川3・一1・郎9。
・天格 8+7+3 = 18
・人格 姓の最後の川3 + 名の最初の一1 = 4
・地格 1+9 = 10
・総格 8+7+3+1+9 = 28
・外格 18 + 10 − 4 = 24

あなたの名前で
姓の字の画数(  )(  )(  )、名の字の画数(  )(  )(  )
・天格=姓の合計(  ) ・人格=姓の最後+名の最初(  ) ・地格=名の合計(  )
・総格=全部の合計(  ) ・外格=天格+地格−人格(  )
姓か名が一字なら、上の「霊数」の1を天格・地格に足してください。出た数の意味は9-3で引けます。
流派によるちがい ・外格の求め方 「総格 − 人格」とする流派と、「姓の最初+名の最後」とする流派があります。二字姓二字名なら同じ数になりますが、字数が違うとずれます。
・霊数 使わない流派もあります。
・三才配置 天格・人格・地格を五行に変換して相性を見る技法を加える流派もあります(名前のしるべは三才を表示していません)。
この教科書は、五格の組み立て(霊数の補い方・外格の出し方)を熊崎式の基本形で説明します。画数の例は、新字体(いまの字の形)で数えています。
自分の名前で五格を出してみる

名前のしるべでは、新字体・旧字体・熊崎式(部首だけ元の字で)の三通りの数え方を、結果を見ながら切り替えられます。格のカードを押すと、その数を数えた文字が光り、霊数を含む計算式も表示されるので、五格の出し方を自分の名前で確かめられます。無料で、登録は要りません。

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