萬象暦 占いシリーズ > 占いの神様たち > 月星座
MOON SIGN
星座占いで「わたしはかに座」と言うときの星座は、生まれた日に太陽がいた場所で決まります。これに対して月星座は、生まれた時に月がどの星座にいたかで決まります。月は空を速く動くので、同じ誕生日でも生まれた時刻によって変わることがあります。ここでは二つの違いと、自分の月星座の調べ方、境目の日の注意点を説明します。
星の神が受け持つ領域です。萬象暦シリーズでは、星のしるべと恋のしるべの両方がこの計算を使っています。
| 太陽星座 | 月星座 | |
|---|---|---|
| 見る天体 | 太陽 | 月 |
| 移る速さ | 約1か月で次の星座へ | 約2日半で次の星座へ |
| 同学年は | だいたい同じ | ばらばら |
| 生まれた時刻 | ほぼ関係しない | 境目の日は影響する |
| 読む内容 (西洋占星術の伝統) | 表向きの性質、人生の方向 | 内側の感情、安心の形 |
恋愛や日々の気分を読むときは月を見る、という使い分けが古くからあります。萬象暦シリーズの恋のしるべが月と宿曜を軸にしているのは、この考え方に沿っています。
空を一周360度としたとき、月は1日におよそ13度進みます。ひとつの星座の幅は30度なので、割り算すると 30 ÷ 13 ≒ 2.3日。これが「約2日半で星座を移る」の中身です。
逆に言えば、1日のうちに星座を二つまたぐことは通常ありません。だから生まれた時刻が分からなくても、多くの日は月星座を確定できます。困るのは、ちょうど切り替わりに当たった日だけです。
月の位置は、早見表を引いているのではなくその場で計算しています。手順はこうです。
月の黄経を求める式は、主要な揺れの項を足し合わせた近似式です。月は地球のまわりを楕円で回り、その楕円自体も向きを変え、太陽にも引かれるため、単純な等速では位置が出ません。占いに使う精度としては、これで十分に足ります。
黄経0度から30度ずつ区切ると、次の順に並びます。この番号がそのまま計算結果になります。
月星座を「隠れた本性」「本当の性格」と説明することがありますが、西洋占星術ではもともと太陽と月は役割が違うと考えます。どちらが本物ということではなく、外向きの面と内側の面を別々に見るための二つの物差しです。
西洋占星術では十二星座を火・地・風・水の四つに分けます。一方、四柱推命などの東洋の占術で使う五行は木・火・土・金・水の五つです。名前が似ていて混同されがちですが、体系が別で、対応させて読むものではありません。
月星座は西洋占星術の中の一つの要素です。太陽・月に加えて、ほかの天体や角度も含めて読むのが本来の形です。月星座だけを取り出して読むのは、分かりやすさのための簡略版だと思っておくと、期待の持ち方を間違えません。